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コロニアル屋根にはアスベストが含まれているかも?見分け方と撤去・修理の費用をご紹介


屋根修理を検討する際、絶対に知っておく必要があるのが、ご自宅の屋根の種類。

ご自宅の屋根がどんな屋根材からできているかご存知ですか?


薄い板状の素材がたくさん貼り付けられていたら、それは「コロニアル屋根」「スレート屋根」です。

本記事ではコロニアル屋根(スレート屋根)に注目し、その特徴と、アスベストが含まれている場合の対処についてご紹介します。

スレートとカラーベストは同じもの?そのメリット・デメリットとは


ややこしいですが、「カラーベスト」や「コロニアル」は「スレート」の一種。

「カラーベスト」「コロニアル」は屋根材の会社である株式会社ケイミュー(旧クボタ)の製品名です。


ベストセラー商品で流通量が多いことからまるで一般名詞のように使われるようになりました。

「ホッチキス」や「サランラップ」と同じような現象です。(ホッチキスの一般名詞はステープラー、サランラップは食品用ラップフィルムです。)


ご自宅の屋根を見て、薄い板が並んでいたらスレート屋根だと判断していいでしょう。

比較的軽く、安価で扱いやすいことから新築物件に多く使われています。

デザインも豊富でイメージに合った商品を探しやすいのもメリットの一つです。

一方で、割れやすく凍害にも弱いことから日頃のメンテナンスが必要になります。

アスベストとコロニアル

自宅の屋根にアスベストが?

コロニアル屋根(スレート屋根)にはアスベストが含まれていると聞いたことはありませんか?


コロニアルの原料はセメントと繊維状の素材(人工繊維か天然繊維)です。

2004年(実質的な完全禁止は2006年)以前は強度を出すためにアスベストが使われていました。

2004年以降は基本的にアスベストなしのスレートしか使われていませんが、アスベスト入りのスレートは非常に丈夫なため今でも多くの屋根に残されています。

アスベストって何?健康被害は?


そもそもアスベストは天然の鉱物で、肉眼では見えないほど細い繊維でできています。

耐火性、断熱性、防音性にすぐれているため、内装や建材の一部として広く使われていました。


しかし、空気中に舞った繊維を吸い込むと悪性中皮腫(肺がん)の原因になることが明らかになり、1970年代から段階的に使用が禁止されました。


2006年には重量の0.1%を超える石綿含有製品が禁止され事実上石綿使用はできなくなりましたが、現在でも撤去されずに残っていることがあります。(飛散しないように封じ込めされたり、スレートのように建材に練り込まれたりしている可能性があります。)


とはいえ、石綿が飛び散らないようになっていれば健康被害にはつながりません。

あくまでも壊した際に繊維が飛び散るのが問題なので、スレートに石綿が入っているとしてもバラバラにならなければ安全です。

アスベスト入りコロニアルの見分け方


ご自宅のコロニアル屋根にアスベストが入っているかどうかは、「建物が建てられた時期」「スレート板の製品名」「見た目」である程度判断ができます。

※最終的な判断は業者にお任せください!


①建物が建てられた時期

先にご紹介したように、アスベストが実質的に使用禁止になったのは2006年。

その前の2004年にはごく一部の例外を除き使用できなくなっていますので、ご自宅の建築時期が2004年以前であればアスベストを含む屋根材が使われている可能性があります。

使用が禁止されてからまだそれほど期間が経っておらず、たくさんの屋根にアスベストが残っていると考えられます。


②スレートの商品名

もし使われた商品名がわかるなら名前で検索するのが確実です。

国土交通省と経済産業省が協力して作った「石綿含有建材データベース」ではメーカーや商品名から石綿含有の有無を確認することができます。

ただ、図面上に残されている名前と実際に使われている商品が違うケースや、同じ商品でも時期によってアスベストを使っているケースがあり、ご自身での判断は難しいかもしれません。


https://www.asbestos-database.jp/


③見た目


アスベストが使われている建材はとても丈夫で、禁止後に作られた建材よりも劣化スピードが遅いです。

築10年・20年と経過してもひび割れや欠けが起きにくい傾向にあるので、築年数のわりにスレートの状態が良い場合はアスベスト入り建材の可能性が高いでしょう。

コケやカビ以外のトラブルの有無があるか目視で確認してみてください。

アスベストが入っていない屋根材は大体10年ほどで劣化していくことが多いです。(特にアスベストの使用が制限された時期に作られた建材。現在新築で使われるスレートは改良が進んでいます。)

アスベスト入りコロニアル屋根の修理・解体


すぐに撤去が必要?アスベスト入り屋根の修理方法

石綿入りスレートが問題になるのは葺き替え解体などの工事の時です。

アスベストが飛び散らないように処置をしなければ周囲に拡散してしまいますので特別な処理が必要になります。

アスベストがどこに残っているか検査してから解体を行うので、通常の解体工事よりは費用と時間がかさみます。

そのため、屋根の場合はカバー工法で工事する方が多いです。


カバー工法で問題を根本から解決させることはできませんが、ひとまずアスベストを閉じ込めることはできます。

ご自宅全体の建て替えを検討しているなど、いずれ解体を考えているのであればその時にまとめて処理するのも一つの方法です。


アスベスト入り屋根の撤去費用相場


アスベスト入りコロニアル(スレート)の撤去費用は1平方メートルあたり3000円〜が相場です。

割れるとアスベストが飛散する可能性がありますので、湿潤化させながら手作業で外していきます。

事前の調査費用や廃材の処分費用も別途必要です。


費用はコロニアルの種類(スレート板に含まれる石綿の種類と量)によって左右されるので事前調査で製品情報を明らかにしてもらいましょう。

住宅の設計図と実際に使われている商品が違っていた、というケースも多いです。

しっかりと調査・判断してくれる業者に依頼することをおすすめします。


ちなみに、住宅全体を解体する場合、万一屋根裏や梁に吹き付けアスベストがあると解体費用は一気に上がります。

吹き付けアスベストは屋根材に練りこまれているものと違い、飛散する可能性が高いためさらに特殊な処理が必要です。

国土交通省の作成したページでは、目安として2007年のデータに基づく修理相場が掲載されています。(以下)

https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/Q&A/index.html


アスベスト処理面積 除去費用
300㎡以下 2.0万円/㎡ ~ 8.5万円/㎡
300㎡~1,000㎡ 1.5万円/㎡ ~ 4.5万円/㎡
21,000㎡以上1.0万円/㎡ ~ 3.0万円/㎡

アスベストの量や状況に応じて費用は大きく異なりますが、一つの指針にはなるでしょう。

もし相場から大きく外れた費用を提示されたら、理由をしっかり確認してください。

安すぎる業者は必要な費用を隠しているか、不法投棄などを行なっている可能性がありますし、高すぎる業者は不要な工事を予算に含めているかもしれません。


アスベストを含むコロニアル屋根(スレート屋根)の葺き替え費用


アスベスト入り建材を使っている場合、撤去費用と処分費用が通常よりも高額になります。

具体的には以下の通りです。


撤去費用 処分費用
アスベストなし 1500~2500円/㎡ 1500~2500円/㎡
アスベスト入り 3000円〜/㎡ 2000円〜/㎡

通常の葺き替え工事費用内訳は以下のようになり、一般的な30坪住宅であれば100~150万円程度になることが多いです。

項目 単価
新しい屋根材 5,000~15,000円/㎡
既存屋根材の撤去 1,500~2,500円/㎡
既存屋根材の処理 1,500~2,500円/㎡(撤去費用に含めることも)
下地の補修 1,500~2,500円/㎡
防水シート 500~800円/㎡
足場 500~1,500円/㎡
管理費、諸経費 工事費用の 5~10%

ここにアスベストに関する費用を追加すると、150~200万円程度が相場となります。

ただし、屋根材の種類(ガルバリウムで5000円~7500円/m、スレートで4000~7000円/m)、防水シートの種類(耐久性が高いほど高価です。屋根材の寿命が延びている分、高耐久製品を選ぶことをおすすめします。)などにより費用は大きく変わりますのでご注意ください。

アスベストを含むコロニアル屋根(スレート屋根)のカバー工法費用

カバー工法で工事を行う際は葺き替えのように特別な処置が必要ありません。

費用は通常と同じくらいになりますので、一般的な住宅で80~150万円程度になることが多いです。

大体葺き替え工事と比較して20~30万円(アスベスト処理費用を加えると30~50万円程度)費用を節約できます。

まとめ


「スレート」「コロニアル」「カラーベスト」の3つは名前が違いますが、同じ種類です。

耐久性を高めるためにアスベストを原料に使っていた時期があり、2004年以前に建造された建物ではアスベスト入りの屋根材が使われている可能性があります。

ただし、解体など破壊を伴う作業を行わない限りは基本的に健康被害は生じませんのでご安心ください。


工事をする際は葺き替えよりもカバー工法を選択すると費用を節約できます。

アスベストを早く取り除き、葺き替えをしたい場合は通常の1.5倍程度の費用を想定しておくといいでしょう。


アスベスト工事は自分たちや周囲の健康に影響するものですので、確実に誠実な優良業者に依頼するようにしましょう!

屋根コネクトなど相見積もりサイトを利用すれば実績のある業者を比較しながら選ぶことができます。


実際に話してみると雰囲気がわかった、というご意見も多くいただいております。

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