波板を屋根に使う場合には「特徴」を理解しましょう！

出典：http://nakaya-bankin.com/original4.html

波板は使用用途の範囲がかなり広いです。

小さい物だと「小屋」「物置」から大きい物だと「倉庫」「住宅の屋根」など様々な範囲で使用する事ができます。 しかし波板と一言でいっても様々な種類がありますので、用途に応じて適している波板を選ばなければいけません。 今回は、波板に関して分かりやすく簡単にまとめましたので、これから波板を使用する方は必見です。

複数業者に相見積りで
失敗しない屋根工事を！

最短20秒で一括見積依頼！

実績のある地元の優良業者を
ご紹介いたします。

波板の種類と特徴について

 

代表的な波板と特徴をまとめました。 必ず使用用途に合わせた波板を選びましょう。

種類	価格	耐久性	加工度合い	寿命	特徴
塩ビ波板	500円～	弱い	大きなハサミでも切れる	1年～3年	DIYや日曜大工の木材下地に使いやすい。小屋にお勧めですが、物置にはお勧めできません。
ガラスネット	700円～	強い	ノコギリで切れる	5年	塩ビ波板をガラス繊維で補強し、劣化にくく耐久性に優れた高級塩ビ波板と言われています。車庫、テラス、バルコニーなどでお勧めです。
ポリカーボネート	700円～	強い	ノコギリで切れる	10年以上	紫外線を通過しませんので、温室で作物を栽培する際には注意が必要です。裏表があるので注意をし、広い範囲でお使い頂けます。車庫、テラス、バルコニー、温室小屋、クリアな外壁。
カラートタン波板	700円～	固強い	電気ノコギリで切れる	15年～20年	カラーが豊富で、昔から親しまれてきた波板の定番です。メッキなので、年数が経つと錆びてしまいます。小屋、住宅の屋根、外壁に適しています。
ガルバリウム波板	900円～	固く強い	電気ノコギリで切れる	15年～20年	耐食性耐熱性に優れているので小屋、住宅の屋根、外壁に適しています。

 

出典：http://www.komeri.com/top/CSfTop.jsp

塩ビ波板

DIY・日曜大工に用いられる波板は「塩ビ波板」になります。

みなさんが身近でよく目にするのは、外にある小さな自転車置場でしたり、ショッピングセンターのショッピングカートを入れる小屋などで使われているのが、大半が塩ビ波板になります。

ガラスネット波板

車庫に用いられる事が多いのがガラスネット波板です。

塩ビ波板より加工はしにくいですが、強度が少しあります。 ご自身で切るには大変な材質になるので、日曜大工の中級者向けの波板素材になります。

ポリカーボネート波板

クリアな波板の中では一番強度が強いため、小屋の屋根部分だけではなく、外壁部分にもつかえるのが、ポリカーボネート波板になります。

寿命が10年以上で長いという事もあるので、住宅の縁側や裏口の屋根素材などにもよく使用されています。

カラートタン波板

金属板の一種です。

トタンは波型ではなく真っ直ぐな板もありますが、実は波板の方が強度も強いです。 トタン波板だと塗装を後塗りする事ができないので、カラートタン波板として多く販売されております。 平らな波板と違って、取り付け工事が主にネジとボルトで取り付ける様な形になりますので、主に工場や倉庫の屋根に用いられます。

ガルバリウム波板

強度が強く、寿命が長い為、倉庫や工場の屋根に適しています。

ガルバニウム塗料の特徴として、遮熱性に優れている為、「熱がこもりやすい環境」「発熱しやすい環境」にはかなり向いている波板となります。 もちろん住宅の屋根にも適している波板となります。

最後に

それぞれの波板についていかがだったでしょうか？

それぞれの用途にあった波板を選択する必要性がある事を分かりましたよね。 各波板の特徴に合わせて購入し安全な屋根や外壁の工事をしましょう。