【豪雪地域必見】屋根の雪下ろしの必要をなくす3つの方法

出典:http://impromptus-hakuba.seesaa.net/article/250199882.html

降雪量の多い地域では、屋根の上に山のように雪が積もることが多々あります。 屋根の上に、1ｍ積もるなんてこともよくあるところです。落雪の危険や重みで住宅の破損を誘発するので、雪対策が重要になってきます。

しかし、屋根に登って雪を下ろすのはかなりの重労働です。 バランスを崩して屋根から落ちて怪我をするなんてこともあります。 できれば雪下ろしは無くしたいですよね？冬の季節も安心して過ごせるように、雪下ろしの手間をなくす方法をご紹介します。

複数業者に相見積りで
失敗しない屋根工事を！

最短20秒で一括見積依頼！

実績のある地元の優良業者を
ご紹介いたします。

雪下ろしの必要をなくす3つの方法

雪の処理方法は、3つの方式にわけられます。 耐雪、融雪、自然滑落という方式です。雪国では多く見られる屋根ですが、どれも雪下ろしの負担を減らすためのものになります。 それぞれのメリットデメリットがあり、特性を知ったうえで、雪の処理方法を検討することをおすすめします。

雪下ろしの必要ない屋根はこんな感じだ！

・無落雪屋根（耐雪方式）

出典:http://www.rakuhen.com/yuken/const/451/view_const.php

東北など降雪量の多い地域では、比較的よく見られるタイプの屋根です。 屋根の傾斜を減らすなどして、雪が落ちにくい構造をつくります。 自然融解を目的としているので、電気代などランニングコストがかからず、雪の処理をしてくれます。 ただし、雪の重量分住宅への負担が増えるため、基礎構造がしっかりしていないと保ちません。無落雪屋根は新築にしろ、リフォームにしろ、費用がかなり掛かるものになります。 ・屋根システム（融雪方式）

出典:http://www15.plala.or.jp/komatsusyouten/harukaze.html

屋根に取り付けた融雪装置で熱などを生み、雪を溶かす方法になります。 石油、電気、地下水、太陽熱などエネルギーを消費するため、他と異なりランニングコストがかかります。 確実に雪を減らす事が可能ですが、維持に費用がかかり続けるのがネックになります。 メーカーから、様々な種類の融雪装置がでています。 ・雪止め落雪・落水防止装置（自然滑落方式）

出典:http://blog.livedoor.jp/hss_taiyou/archives/cat_214757.html

屋根の傾斜をつけることで、自然に滑落させる方法です。コストも比較的にかからず、維持もしやすいのが特徴です。 雪がつもることを前程とせず、滑落が目的になります。 ただし、落雪の頻度が高くなるので細心の注意が必要になります。 また、落雪した雪を積もらせるスペースがあらかじめ必要になります。

まとめ

以上、雪下ろしの必要がない屋根の代表的な例になります。 これ以外にも、金具を取り付けるだけ「雪もちくん」や屋根融雪パネルの「雪将軍」など様々な対策がされています。 地域の降雪量や環境、住宅構造をしっかりと踏まえたうえで、雪下ろしの必要がない屋根にしてみてはいかがでしょうか？