屋根のリフォームの工法と屋根材それぞれの費用とメリットを解説
屋根の全面的なリフォームは、一生にそう何回もやるものではないですし、自分の家やライフスタイルに合ったベストな屋根材や方法を選びたいですよね。
リフォームは、選ぶ屋根材、工法などによってさまざまなやり方があります。
どこを重視するかによって選び方も異なりますので、それぞれの屋根材の特徴を知って目的に合ったものを選ぶのが大切です。
この記事では、屋根材に関する知識、それぞれのメリット・デメリット、おすすめの種類、費用、リフォームに適した時期など、工事をする上で必要になる知識をお伝えします!
<この記事で扱うもの>
●工法比較:葺き替え、カバー工法、塗装
●屋根材比較:スレート、軽量瓦、陶器瓦、ガルバリウム(SGL)鋼板、ステンレス 、アスファルトシングル
●塗料比較:アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂
●費用について:工法別、屋根材別、塗料別の費用の目安
1屋根リフォームをする前に
1-1 新しい屋根にはこんなメリットがある!
屋根を新しくすると、見た目を綺麗にするだけでなく他にもいい点がいくつかあります。
①耐震性の向上
近年の屋根材の中には強度を保ちながらも軽量化されたものがあります。
建物は、重心が下がれば下がるほど地震の際に揺れにくくなると言われており、屋根材を軽くすることは、地震の際の揺れを軽減することにつながります。
今住んでいるお家の耐震強度に不安があるという方は、軽い屋根材を選ぶのはおすすめです。
②遮音性の向上
厚みや遮音性の高い屋根材を選んだ場合や、カバー工法という屋根材を2層に重ねる工法を行った場合、雨音などの軽減につながります。
③断熱性の向上
真夏の屋根からの熱が気になるという場合には、断熱性の高い屋根材を選ぶこともできます。
カバー工法を行うのも良いですが、近年では断熱材を入れた屋根材も登場しています。電気代の節約にもつながるでしょう。
④屋根本来の機能が復活する
屋根は常に雨や紫外線に晒されているため、経年劣化は避けることができません。
屋根が古くなってしまうと、雨漏りによって家の家財を傷めたり、屋根の内部の腐食が広がったりといったトラブルが発生しやすい状態になります。
新しい屋根に取り換えることで、雨漏りや紫外線などの被害から家を守るという屋根本来の機能が復活して、トラブルを未然に防ぐことにつながります。
⑤家の寿命を延ばす
屋根が古くなった状態だと、雨漏りや害虫による被害などによって、屋根の内部から天井、壁、家財など家の重要な部分を傷めてしまうことにもつながります。
屋根を新しくしてこういった被害から家をきちんと守ることで、大切な家を長持ちさせることができます。
自分たちの代はもちろん、長い目で見てご家族やお子様などの代まで家を大切に使っていきたいという際にも、屋根をリフォームしておくことはとても重要です。
1-2 どこを重視する?耐震性、断熱性、デザインなど
屋根の機能性は、選ぶ屋根材や工法によって異なります。
例えば葺き替え工事(※屋根材を丸ごと取り換える工事)を行った場合には、新しくどういった屋根材を選ぶかによって、それぞれにメリット・デメリットがあります。
また、葺き替え工事はせず、塗装など他の工事を行う場合にも、塗料にはそれぞれ特徴があります。
屋根工事の業者は、瓦屋根を主に施工する業者、スレート屋根や金属屋根を主に施工する業者など得意な分野が異なることも多く、相談する前に施工してほしい屋根材をある程度イメージしておくことはとても大切です。
耐震性に優れた屋根材を選びたいのか、デザイン豊富な屋根材を選びたいのか、屋根材ごとの特徴を良く理解して、目的に合ったものを選びましょう。
詳しいメリット・デメリットの比較は3章、4章をご覧ください。
1-3 リフォームのタイミングは?
●こんなときはリフォームを検討しましょう!
①耐用年数を超えた | ②気になるトラブルがある | ③新しい屋根で心機一転したい |
---|---|---|
現在の屋根材が耐用年数を超えている場合にはリフォームのタイミングです! 概ね20年~30年程度で耐用年数を超える屋根材が多いので、一度自宅の屋根材について確認してみましょう。 |
雨漏りしている、部屋が湿気っぽい、瓦の割れや棟板金の剥がれがみられるなど、不具合が出てきたのなら、リフォームのタイミングです! 問題を根本から解消するためにも、症状にあった工事方法を検討しましょう。 |
大きな問題はなくとも、他の家に比べて屋根が古く見える、家のリフォームのついでに屋根も新しくしたい、機能性に富んだ屋根にしたいなどの場合も、リフォームしておくことで後々のトラブルを未然に防ぐことができるでしょう。 |
●リフォームに適した季節
屋根工事は雨が少なく気候が安定している時期に行うのが理想です。
工事では屋根材を取り外して下地の補修などを行うことになりますので、工事期間中に予期せぬ雨が降ってしまうとうっかり雨漏りしてしまうということも考えられます。
最も良いのは春か秋、天気のいいタイミングで行うようにしましょう。ただし、こういった時期は工事店が最も込み合う時期でもありますので、雪が降る前の11月~12月を狙うのも良いでしょう。
雪が多い地域では、積雪などが考えられる時期は避けることがベストです。
2屋根リフォームの方法
2-1 工法は主に3つ!葺き替え、カバー工法、塗装について
屋根のリフォームにはどのような方法があるのでしょうか?
一般的なものとしては、「葺き(ふき)替え」「カバー工法」「塗装」の3パターンがあります。
葺き替え | 既存の屋根材、防水シートなどをすべて新しいものに取り換える工事 |
---|---|
カバー工法(重ね葺き) | 既存の屋根材はそのままに、上から新しい屋根材を被せる工事 |
塗装 | 屋根材の表面に塗料を塗る工事 |
※瓦屋根の場合は、葺き替え工事とは別に「葺き直し」といって、既存の屋根材を一度外し防水シートや下地を修理してから、元の屋根材をもう一度設置する工事もあります。
葺き替え工事を行えば、屋根材はもちろん下地まですべて綺麗にできるのですが、費用も高額になります。
既存の屋根の種類や、劣化の度合いによっては、カバー工法や塗装の方が適していることもあります。
2-2 メリット・デメリットの比較
それでは、「葺き替え」「カバー工法」「塗装」の3つの工法について、それぞれの特徴を比較してみましょう。
葺き替え | カバー工法 | 塗装 | |
---|---|---|---|
費用 | △(100~250万円) | ○(70~120万円) | ○(30~100万円) |
工期 | ○(7~10日) | ○(6~8日) | △(10~12日) |
下地の補修 | ◎ | △ | △ |
耐震性 | ○(選ぶ屋根材による) | △ | ○ |
遮音性 | ○(選ぶ屋根材による) | ◎ | ○ |
断熱性 | ○(選ぶ屋根材による) | ◎ | ○ |
耐水性 | ○(選ぶ屋根材による) | ○ | ○ |
デザイン選びの幅 | ◎ | ○ | ○ |
耐用年数 | ◎ | ○ | △ |
【補足】 | ・下地までしっかりと補修できるのが大きなメリット。 ・新しく選ぶ屋根材によって、断熱性、耐震性などの向上が期待できる。 ・長い目で見ると工事回数を減らせる |
・瓦屋根では重量が重くなりすぎ、耐震性に不安が出るため施工できない。 ・費用は葺き替えに比べれば抑えられる。 |
・屋根材自体を交換できないので、傷みが激しい場合には不向き。 ・選ぶ塗料によって、耐水性や耐久性に富んだものもある。 ・10年程で再度メンテナンスが必要になる |
3屋根材の種類を比較!
3-1 屋根材の種類は主に6つ!写真つきで解説
葺き替え工事・カバー工事を行う場合には、どんな屋根材を選ぶかによって見た目や機能が大きく異なります。
まず、よくある屋根材には以下のようなものがあります。
①化粧スレート | ②軽量瓦 | ③陶器瓦 |
---|---|---|
④ガルバリウム鋼板 | ⑤ステンレス | ⑥アスファルトシングル |
①化粧スレート(コロニアル、カラーベスト)
化粧スレートとは、日本で現在最も普及している屋根材です。
厚さは5mm程度のセメントを使用し、薄くて平らに作られた屋根材で、初期費用が安く済むこと、施工しやすいことが特徴です。
スレート屋根にはもう一つ「天然スレート」という種類がありますが、高価で一般には殆ど普及していないため、単に「スレート」と言ったら化粧スレートを指すことが多いです。
業者によっては「コロニアル」「カラーベスト」などの言い方をすることもありますが、これらは化粧スレートの商品名が一般名称として使われるようになったもので、すべて化粧スレートのことを指すと思って良いでしょう。
②軽量瓦
軽量瓦とは、これまでの日本瓦よりも軽い素材で作られた瓦のことです。
もともと瓦屋根を使用していた家では、金属屋根などに葺き替えると重厚さなどが失われてイメージが大きく変わってしまう可能性がありますが、軽量瓦であれば雰囲気を損ねず施工できるというメリットがあります。
③陶器瓦(粘土瓦)
陶器瓦とは、古くからある代表的な屋根材で、瓦の中では最も一般的に普及している種類です。
粘土で形を作った後に、表面にガラス質の薬剤を塗布して高温で焼き上げます。種類が多く、色や、つや感など、好みのものに仕上げることが可能で、根強い人気があります。
また、似た種類に瓦に「いぶし瓦」「素焼き瓦」などがあります。
④ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板は、アルミニウム、亜鉛、シリコンを用いて加工された金属屋根の一つです。
軽量で耐久性が高くコストパフォーマンスにも優れているため、リフォームの際には選ばれることも多い屋根材です。
また、近年、ガルバリウム鋼板と似た屋根材で「エスジーエル(SGL)鋼板」が登場しました。
ガルバリウム鋼板の成分にマグネシウムを追加し、防錆効果など、耐久性がさらに高まった屋根材として注目されています。
⑤ステンレス鋼板
ステンレス鋼板は、鉄、クロム、ニッケルを用いて加工された金属屋根の一つです。
高価なため一般の家庭で使用されることは少ないですが、ガルバリウム鋼板よりも錆びにくく、耐久性などにとても優れている屋根材です。
⑥アスファルトシングル
アスファルトシングルとは、ガラス繊維の基材にアスファルトを染み込ませ、表面に石粒を吹き付けて着色した屋根材です。
アメリカなどでは普及率が高く、モダンな印象でカラーバリエーションも豊富なため、近年では人気が高まっている屋根材です。
3-2 メリット・デメリット比較
スレート | 軽量瓦 | 陶器瓦 | ガルバリウム鋼板※1 | ステンレス鋼板 | アスファルトシングル | |
---|---|---|---|---|---|---|
費用 | ◎ (4,000~7,000円/㎡) |
△ (7,000~12,000円/㎡) |
△ (5,500~15,000円/㎡) |
〇 (5,000~7,500円/㎡) |
△ (10,000~14,000円/㎡) |
〇 (5,000〜9,000円/㎡) |
耐用年数 | △ (15~30年) ※2 |
◎ (30~50年) |
◎ (40~60年) ※3 |
〇 (20~30年) |
◎ (30~50年) |
〇 (15~30年) |
耐震性(重量) | 〇 (17~20kg/㎡) |
〇 (20~40kg/㎡) |
△ (50~60kg/㎡) |
◎ (5~7kg/㎡) |
◎ (5~7kg/㎡) |
〇 (10~15kg/㎡) |
デザイン性 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | △ | ◎ |
遮音性 | 〇 | ◎ | ◎ | △ | △ | 〇 |
耐熱性 | 〇 | ◎ | ◎ | △※4 | △ | 〇 |
耐火性 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 | △ |
コストパフォーマンス | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | △ | 〇 |
業者の選びやすさ | ◎ | △ | ○ | ○ | △ | △ |
【補足】
※1 エスジーエル(SGL)鋼板の費用はガルバリウム鋼板とほぼ変わりません。新しく登場した屋根材のため耐用年数は不明ですが、30年以上は持つのではないかと言われています。
※2 スレートの耐用年数は製造された時期によってことなります。古いものにはアスベストが含まれていることがあり、健康上の理由などから葺き替えが奨励されていますが、耐用年数は新しいものよりも古いものの方が長い場合が多いです。
※3 瓦屋根はものによっては80年以上もつものもあります。ただし、屋根材の下に使用されている防水シートの多くは30年程度で耐用年数を迎えるため、屋根材よりも早く防水シートや下地のメンテナンスが必要になる事があります。
※4 ガルバリウム鋼板は金属であるため耐熱性、遮音性は基本的には低いですが、耐熱材入りのものなども生産されており、少しずつですがデメリットは軽減されている方向にあります。
また、新規で採用されることは少ないですが、セメント瓦、トタン、ジンカリウム鋼板など、屋根材にはこの他にもいくつか種類があります。その他の屋根材については以下の記事で解説しています。
3-3 屋根材はどうやって選んだらいい?おすすめは?
屋根材にはそれぞれメリット・デメリットがあるため一概には言えませんが、比較的人気が高いのはスレート屋根、瓦屋根、ガルバリウム鋼板です。
コストパフォーマンスも高く、初めてでも選びやすい屋根材でしょう。アスファルトシングルは機能性が高くデザインも豊富ですが、施工できる業者が少ないのが難点です。
屋根材を選ぶ際は、工法と合わせてみることも大切で、例えばカバー工法を行う場合、屋根自体が二重になるため遮音性・耐熱性は向上しますので、スレート屋根やガルバリウム鋼板であっても弱点をカバーできることが多いです。
逆に瓦屋根はそれだけで耐久性が高く遮音性・耐熱性に優れていますが、重量が重いためカバー工法を行うことはできません。
費用と耐久性については、初期費用が安ければメンテナンス費用がかかるということもありますので、初期費用を抑えたいのか、長期的にメンテナンスを頻繁にせずに済むのが望ましいのか、バランスを考えることが大切でしょう。
現在の家の築年数や使われている屋根材によって選ぶ工法は異なり、それによって最適な屋根材も変わります。
どういった屋根材を選んでいいかわからないという方は、まず一度家の状態を業者にみてもらい、行える工法などを確認することが大切です。
4塗装工事の塗料を比較!
4-1 塗料にもいくつかの種類がある
これまで、カバー工法や葺き替え工事について説明してきましたが、もしも屋根自体はそれ程古くなく、表面を綺麗にしたいのであれば塗装をするという方法もあります。
また、スレート屋根やガルバリウム鋼板に葺き替えを行った場合には、屋根の機能を維持するために定期的な塗装が必要になります。
ここでは塗料の種類と特徴について解説します。
①アクリル樹脂塗料
長い間利用されてきた塗料で費用が抑えられるのが特徴です。
ただし、耐用年数が短いのが難点で、近年他の塗料が普及するようになってからはあまり利用されなくなりました。
②ウレタン樹脂塗料
ウレタン樹脂を使った塗料で、伸縮性、柔軟性があるのが特徴です。
耐用年数はやや短いですが、シリコン樹脂などに比べると価格が安いため選ばれることもあります。表面に光沢があるのも特徴です。
③シリコン樹脂塗料
シリコン樹脂を使った塗料で、ウレタン樹脂塗料に比べると費用は高くなりますが、その分耐用年数が長く、耐水性などにも優れているため人気の塗料です。
紫外線に強く、汚れが付きにくいという特徴もあります。
④フッ素樹脂塗料
フッ素樹脂を使った塗料で、紫外線などに強く色あせなどもしにくいのが特徴です。
費用は他の塗料より高額になりますが、汚れが付きにくくメンテンナンスまでの期間も長いので、近年では使用されることも多くなった塗料の一つです。
4-2 メリット・デメリット比較
アクリル樹脂 | ウレタン樹脂 | シリコン樹脂 | フッ素樹脂 | |
---|---|---|---|---|
費用 | 1,000~1,500円/㎡ | 1,600~2,100円/㎡ | 2,000~3,000円/㎡ | 3,500~4,500円/㎡ |
耐用年数 | 5~8年 | 7~10年 | 10~13年 | 15~20年 |
メリット | ・安いので気軽に施工が可能 | ・表面の光沢が良い ・柔軟性がある ・細かい塗装にも利用しやすい |
・コストパフォーマンスが高い ・紫外線に強い ・耐水性が高い ・汚れにくい |
・紫外線に強い ・汚れにくい ・メンテナンスサイクルが長い |
デメリット | ・頻繁に塗り替えが必要 | ・シリコンなどに比べると耐久性が劣る | ・品質に差が出やすい | ・費用が高い ・業者によっては扱っていない |
塗料では最も重視されるのは耐久性、耐用年数であることが多いようです。
見た目は光沢の違いなど多少はありますが、それほど大きなものではありません。
また、塗料によっては遮熱塗料、断熱塗料など、特殊機能を持ったものもあります。
紫外線の光を反射し、熱の吸収を防ぐことで省エネにもなるのでおすすめです。
メンテナンスまでの時期などを考えて、程よい価格のものを選ぶのが良いでしょう。
5屋根リフォームの費用相場
最後に、工法別、屋根材別、塗料別の費用相場をお伝えします。
業者や施工する面積によっても異なるため、あくまで目安ですが、工事の際の参考にしてください。
5-1 工法別費用の相場
工法 | |
---|---|
葺き替え | 100~250万円 |
カバー工法 | 70~120万円 |
塗装 | 30~100万円 |
部分修理 | 5~30万円 |
※費用は業者によって異なります。
5-2 屋根材別費用の相場
屋根材の種類 | 単価 |
---|---|
化粧スレート | 4,000~7,000円/㎡ |
軽量瓦 | 7,000~12,000円/㎡ |
陶器瓦 | 5,500~15,000円/㎡ |
ガルバリウム鋼板 | 5,000~7,500円/㎡ |
エスジーエル鋼板 | 6,000~7,000円/㎡ |
ステンレス | 10,000~14,000円/㎡ |
アスファルトシングル | 5,000〜9,000円/㎡ |
※施工には屋根材代以外に、高圧洗浄代、足場代などの諸経費がかかります。
5-3 塗料別費用の相場
塗料の種類 | 単価 |
---|---|
アクリル樹脂 | 1,000~1,500円//1㎡ |
ウレタン樹脂 | 1,600~2,100円/1㎡ |
シリコン樹脂 | 2,000~3,000円/1㎡ |
フッ素樹脂 | 3,500~4,500円/1㎡ |
※施工には屋根材代以外に、高圧洗浄代、足場代などの諸経費がかかります。
費用については以下の記事でも詳しく解説しています。
- あわせて読みたい
- 屋根工事の費用を完全解説!部分修理から葺き替え・リフォームの値段まで
5-4 まとめ
屋根のリフォームを行う際には、費用が安いと耐用年数が短く、後にメンテナンスにお金がかかるということもありますので、バランスを確認しつつ選ぶことが大切です。
また、家の状況によってもできる工事とできない工事がありますので、雨漏りがある場合や、耐用年数を大きく超えている場合には、一度業者に状況を見てもらってから判断しても良いでしょう。
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