屋根工事の見積書にある諸経費って何？

屋根工事の見積書を確認した際に、何に対して費用がかかっているのかわからない時がありませんか？

なかでも「諸経費」に関しては、何に対する費用なのか明記されていません。

何らかの経費であることはたしかですが、これは何なのかむず痒い思いをした方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回屋根工事に掛かる諸経費について説明します。

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諸経費ってそもそも何？

諸経費とは、会社の経費のことです。

人件費、車両・運搬費、福利厚生や事務費、広告宣伝費などなど。細かく分類すると様々な費用がかかりますが、工事業者の運営に関わる費用が一般的に諸経費といわれています。

一見、工事と関係のない費用ですが、工事店を運営していくために無くてはならない費用です。

欠陥のない屋根工事をするためにも、この諸経費が重要になってきます。

諸経費の相場って？

とはいっても、諸経費にどのような費用が掛かるのか、見積もり書だけではわかりません。

見積書には「諸経費」とだけ記載されていることが多く、基本的に費用の詳細は省略されます。

一般的に工事費の中の諸経費は10％が相場といわれています。

会社が大きいハウスメーカー等では、広告費や営業、人件費にコストが掛かるため、諸経費が工事費の20％以上になることがありますので、注意が必要です。

見積書のなかの諸経費

諸経費は、業者によって明記の方法が異なってきます。

例えば屋根の葺き替え工事があったとします。同じ工事内容でも、材料費・工事手間賃、諸経費を明記している業者もあれば、葺き替え面積×単価だけで表記している業者もいます。見積書には、費用詳細を明記しなければいけないという規定はないので、業者ごとに多様な書き方があります。

もし、諸経費の明記のない見積書を提出された時には、遠慮はせずに諸経費について聞いてみてください。諸経費の内容を隠したり、濁したりする業者に関しては信頼が置けないと思ったほうが良いでしょう。

まとめ

諸経費は、工事費の中でも特にわかりづらい部分です。

それでいて、業者によって様々な表示方法があるため、どこを判断基準にすればよいのかわかりません。

実際、諸経費を浮かして別の工事費部分に上乗せするなんてこともあるようです。諸経費が安いからと言って、その工事費が適正なものかどうかは判断ができないのです。逆にいえば、きっちりと見積書内に諸経費を明記している業者は、信頼ができる業者と考えてよいでしょう。

もし、諸経費を応えてくれない、ちょっと金額がおかしいと感じたら、複数の業者の見積もりを見てみましょう。屋根コネクトでは、全国に優良工事店の登録があるので、困ったときはお問い合わせください。