屋根リフォームの悪徳業者のトラブル実例と安心して修理をする方法
「瓦が落ちているから直してあげると言われて頼んだら、いつの間にか他にも修理することになって大金を支払った」……たまに聞くケースですが、実はこれ悪徳業者の可能性があるとご存知でしたか?
壊れていない屋根を壊れていると言い、無理に契約を結ばせる悪徳な訪問販売業社が報告されています。
屋根工事は高額なので、どうしても怪しい業社がいるのは事実。
安心して修理をするためには気をつけておきたいポイントがあります。
本記事では悪徳業者の特徴と契約したら起きること、クーリングオフの方法と、優良業社の探し方についてご紹介します!
1悪徳業者の特徴
屋根工事であなたを狙う悪徳業者……万一契約してしまうと高額の費用を請求されますので、まずは契約しないのが重要です。
しかし、悪徳業者か優良業社かはどうやって見分ければいいのでしょうか?
実は悪徳業者の勧誘方法にはいくつかのパターンがあります。
全てが当てはまるわけではありませんが、覚えておくと身を守れるかもしれません!
契約前、見積もり提出時、工事の3つのタイミング別でご紹介します。
契約前
・不安を煽ってくる
「漆喰が剥がれているので屋根が崩れる」
「棟板金が浮いているから放置すると雨漏りする」
「瓦が剥がれている、割れている」
・不自然な安さの強調
「モニター扱いで半額になる」
「近くで工事をやっているから足場代が無料になる」
「火災保険を使えば実質無料で工事できる」
「超高機能塗料を格安で施工できる メンテナンスフリー」
・契約を急がせる
「今日契約しないと契約できない」
悪徳業者は正常な判断力を失わせ、早く契約を結ぼうとします。
不安になるようなことを言ってくることも多いですが、とにかくその場で契約を結ぶことは避けましょう。
また、非常に安い価格を提示されることもありますが、手抜き工事をされる可能性もあります。
安すぎる見積もりにも注意してください。
そもそも、優良業者はお客様の依頼でスケジュールが埋まるため、訪問販売を行わないことがほとんどです。
「近くで屋根工事をしていて気づいた」など理由をつけて訪問してきますが、相手にせず毅然とした対応を取りましょう。
見積もり段階
もし見積もりを取ることになったら、見積書の内容に目を通しましょう!
見積書は見慣れない方が多いと思いますが、非常に重要な内容が詰まっています。
わからないことは質問して、質問時の対応も合わせて確認してくださいね。
以下のようなパターンは要注意です!
・屋根に登らずに雨漏りの原因を決めつける
・項目が「一式」ばかりで工事の詳細が見えてこない
・部分修理をしたいのに高額な全体修理ばかり勧めてくる
・不具合の原因を聞いても説明してくれない
・塗料や材料が高額で、「オリジナル」「高機能」と説明される
ちなみに、足場代無料を謳っている場合、何か別の項目に費用が加算されていることが多いです。
例えば、オリジナル塗料や材料を使っているというなら高額な理由の裏には足場代が隠れているかもしれません……。
オリジナル品は検索しても値段が出てこないため、価格の操作がしやすいのです。
さらに悪質なケースでは大手の塗料のラベルを張り替えていたり、性能に嘘をついていたりすることがあります。
不自然な点、信用できない点があると感じたらその業者と契約するのはやめておきましょう。
実際の工事
工事まで進んでしまうと、悪徳業社かどうかの判断は難しくなります。
手抜き工事は1年ほど経ってから不具合で判明することが多いです。
起こりうるトラブルは以下の通りです。
・ご近所への説明がなく、苦情がくる
・工期短縮のために朝から夜まで長時間の作業を行う
・手抜き工事をされる
通常、ご近所へのご挨拶や説明は業者側で行ってくれます。
また、工事音が出るため時間帯も夜遅くには行いません。安全のために休憩をとりながら進めます。
問題のある業社はとにかく納期を短く、職人に負担をかける設定にしているので周囲への配慮がなくなります。
2手抜き工事とは?何が起こる?
「悪徳業者と契約したら手抜き工事をされた」……よく耳にする言葉ですが、手抜き工事とは具体的にどのようなものを指すかご存知ですか?
例えば、以下の例が挙げられます。
・塗装の回数を減らす
普通屋根の塗装は下塗りをしてからさらに2回塗り重ねるのですが、塗る回数を減らして塗料代を節約されてしまうことがあります。
見た目にはわかりません。
→(結果)塗装のもちが悪くなり、想定より早く劣化します。
・タスペーサー作業(雨の流れる通り道を作る作業)を省略する
屋根は屋根材の隙間から入ってきた水をうまく逃すことで雨漏りを防ぐ構造になっています。塗装をした後やコーキング修理をした後雨水の通り道には穴を開けるのですが、この作業を行わずに終了するケースです。
→(結果)入ってしまった水を外に逃がすことができず、屋根が傷みます。最悪の場合は雨漏りが発生します。
・雨漏りの原因箇所を特定せず、目立つところだけ修理する
雨漏りの原因特定は難しく、専門技術が必要です。知識が不足していたり、技術がなかったりする場合、目に見える故障箇所だけを修理することがあります。
→(結果)運良く修理箇所が正しかった時は問題ありませんが、別に原因が残っていると雨漏りは止まりません。
・説明と違う安い(耐久性が低い)建材・塗料を使われた
差額を着服するために勝手に建材・塗料のグレードを下げるケースです。見えない部分の材料を変更されても施主側は気づくことができません。
→(結果)耐久性が低いため、想定年数より早く寿命がきます。再度修理が必要になり余計な費用がかかります。
手抜き工事をされたと気づいて悪徳業者に連絡を取ろうとしても、保証範囲が非常に狭く修理してもらえなかったり、連絡がつかなかったりするケースがほとんどです。
屋根を手抜き工事されると家全体に悪影響が出る可能性があります。
結局別の業者に修理してもらわなければならなくなり、無駄に費用がかかってしまうので優良業者を探す手間は省かないようにしましょう。
3悪徳業者と契約してしまったかも?クーリングオフの可能性
万一訪問販売業者と契約してしまっても、8日以内ならクーリングオフができます。
クーリングオフとは
クーリングオフとは訪問販売や電話勧誘販売などいくつかの取引形態について消費者側が一定期間無条件で契約を解除できる仕組みのことです。
自分で店舗に出向いたり、通信販売で買ったりなど「契約の意志があった」と見なされるケースではクーリングオフはできません。
屋根工事では以下のケースは対象外です。
・契約して9日以上経過
・業社を家に呼び出して契約した
・業社の事務所に出向いて契約した
・過去1年以内に当該業者と取引をした
クーリングオフの方法
契約した事業者(クレジットで支払う契約をした場合は信販会社にも)に契約解除をする旨明記したハガキを送付します。
ハガキは両面コピーして控えを残しておくようにしましょう。
また、送付するときは記録を残すため必ず「特定記録郵便」または「簡易書留」で送ってください。
クーリングオフの書面の書き方は以下を参考にしてみてください。
契約解除(申し込み撤回)通知
・契約年月日(契約書を受け取った日付)
・契約業社名
・契約した担当者氏名
・工事の名前
・金額
・(クレジット払いの場合のみ)クレジット会社名
・契約解除を希望する文言(上記契約を解除します。等)
・通知書(この書類)を送る日付
・契約者住所・氏名
4優良業者との出会い方
優良業社と出会うために……覚えておきたいポイント
悪徳業者を避け、優良業社に屋根修理を依頼するには、いくつかのポイントがあります。
以下の注意点をチェックして納得できる工事をしましょう!
・訪問業者と即契約しない
納得できる工事をするために大事なのは、まず第一に「焦らないこと」!
たしかに屋根に穴が開けば雨漏りしますし、雨漏りは家の寿命を縮めますが、不安を煽るような発言を信じて高額契約を結ぶ必要はありません。
訪問業者に契約を迫られても一旦断って優良業者を探しましょう。
・地元密着の業者を選ぶ
遠い場所にある業者では何かあった際に見てもらうのが難しくなります。
地元で長く営業している業者なら点検も頼みやすいですし、ある程度評判もわかりますので安心です。
・相見積もりをとる
相見積もりとは複数の業者から見積もりを取り、比較することです。
業者によって微妙に工事内容や費用が違うので、適正な工事価格を判断することができます。
また実際にやり取りする中で対応の違いもチェックできます
相見積もりサイトで効率的に優良業者を探す
屋根コネクトなど相見積もりサイトを使うと効率よく見積もりを集めることができます。
サイトによってサービス内容は異なりますが、例えば屋根コネクトでは全国の優良工事店からお客様の地元の最大3社をご紹介しています。
「紹介して終わり」ではなく見積もり提出・完工まで一貫してサポートを行いますし、工事保証もご用意しておりますのでご安心ください!
さらに、相見積もりをすると必ず発生する「選ばなかった業社へのお断り連絡」については無料で代行させていただきます。
もちろんご自身で地元の優良業社を探すことも可能です。
サイトは効率的に屋根工事を行う上で便利なものですので、お好みに合わせてご活用ください!
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※見積りは提携工事店よりお届けします。より正確なお見積りをお届けするため、詳細の確認で複数工事店からご連絡がいくことがございます。予めご了承ください。
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