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瓦屋根の修理方法と診断ポイントを解説

瓦屋根は風や雨などにより簡単に破損するようなものではありませんが、強風や台風・地震などの災害や経年劣化などに伴うズレや崩れの発生から、雨漏りや落下の危険性がでてしまう可能性もあります。

そのような危険性を回避するべく、定期的な確認とメンテナンスが必要になりますが、中でも特に手入れにかかせないのが、瓦漆喰の塗替えになります。漆喰は、地域・住環境などによって変わりますが、目安として10年程度で崩れ出します。漆喰の剥がれや崩れなどにより、瓦が下地にしっかりと固定されない状態になると、瓦のズレが発生し、少しの衝撃で瓦が落ちる危険性もでてきてしまうことになります。

また、激しい雨風で内部に雨水が入りやすくなってしまい、野地板やルーフィングが傷みやすく、雨漏りの原因になることもあります。瓦(粘土瓦)の耐用年数は、他の屋根材に比べ圧倒的に長く、50年近くもつ素材です。耐用年数の長い瓦を無駄にしないためにも、定期的な点検と、手入れを心がけましょう。

以下、ご自身でもできる瓦屋根の簡易的な診断ポイントをご紹介します。

瓦屋根の修理/メンテナンス

瓦屋根のチェックポイント

瓦屋根の傷みにはどのような症状があるのでしょうか。よくある症状はどのようなものなのか。まずは、瓦屋根のチェックポイントとなる症状を説明していきます。

1、瓦の割れや破損、欠けのチェック

強い風や台風などによる飛来物の衝突、または地震、アンテナの倒壊などによって瓦の割れ、欠け、破損が発生してしまうことがあります。

瓦の破損部から雨水が浸入し、雨漏りすることもあります。

瓦の弱点でもある割れの症状。このような状態で割れた部分を放置してしまうことで、他の瓦もズレが発生し、周りの瓦までもが破損してしまうことがあります。台風や強風時に物が当たるような音(衝撃音)がしたときには特に、屋根の様子をみてあげるように心がけましょう。このような症状がある場合は早めの処置をお勧めします。

2、瓦のズレなどのチェック

地震や強風で瓦が前後左右に動いてしまうことにより、ズレたり外れたりしてしまうことがあります。瓦が下地にしっかりと固定されていないことで、瓦が落下してしまう危険性もあります。

瓦が動いてしまうことによるズレ・外れで、その部分から雨水が浸入し、雨漏りが発生することになります。

3、屋根漆喰の崩れ

「漆喰(しっくい)」とは、中国読みで石灰の唐音である「しっくい(Sku-wui)」からとった当て字になります。屋根漆喰は、瓦と瓦の接着が目的であり、雨や風から屋根を守る役割があります。一般的な戸建の住宅で漆喰が用いられています。

漆喰は風雨や直射日光などにさらされるため、時間とともに劣化が進み、崩れや剥がれが発生してしまうことがあります。

この屋根漆喰が剥がれることにより雨・雪などが隙間から入り込み雨漏りの原因になってしまいます。また、漆喰の剥がれや崩れによって、瓦自体もしっかりと固定されていないことで不安定な状態になり、強風や地震などで落下することもありますので大変危険な状態でもあります。

4、瓦の曲がり

瓦が全体的にズレ、瓦の通りが曲がってしまうケースもあります。 全体的にズレてしまうことで瓦の通りが悪くなり、雨の排水が適切に行えなくなってしまう可能性があります。

全体的なズレが発生している場合は雨漏りの発生箇所が数箇所に渡る可能性があるので、早急な処置をお勧めします。

5、棟瓦の歪み

強風・台風や地震などの自然災害や経年劣化により小さなダメージの積み重ねで大きな症状になります。
本来であれば、棟部は真っ直ぐになっていなければならないものが、以下の写真のように曲がってズレてしまうことがあります。

このような状態では、雨漏りをしないよう雨水を左右に落とすはずの棟瓦が、本来の役目を果たせない状態になっています。棟瓦をこのままの状態でほっておいてしまうと、雨水が平常通りに排水できなくなり雨漏りにつながることになります。さらに、棟瓦が崩れてしまうことにも繋がる症状です。

6、棟瓦の漆喰崩れ

長い期間、棟のメンテナンスを行わないことによって、雨や風などの影響で漆喰が崩れ、棟がズレたり歪んでしまうことによって隙間ができます。そこから雨漏りすることもよくあります。

また、地震などによる強い揺れを受けたりした場合は棟が崩れることもあります。 このような症状があった場合には早めの相談をお勧めします。

瓦屋根の修理・メンテナンス

瓦屋根は耐久年数が長いのが魅力の一つです。しかし、災害や経年劣化により傷みが生じ、修理やメンテナンスが必要となります。ここでは一般的な修理・メンテナンスの種類を3つ紹介します。

1、瓦の交換修理

瓦屋根全体ではなく、部分的に割れていたり、ひびが入っている場合には、瓦の交換で修理を行います。壊れた瓦に替えて新しい瓦を設置する簡単な工事です。瓦の下の野地坂やルーフィングが傷んでいる場合は、雨漏りの原因となるので合わせて修理します。

2、セメント瓦の塗装修理

セメント瓦は定期的な塗り替えが必要となります。粘土瓦は塗装を行わないので、塗装のメンテナンスは必要ありません。メンテナンスをしっかり行わなければ、耐久年数よりも短い期間で大規模な工事が必要となることもあります。

3、瓦の葺き替え工事

瓦屋根の工事でメインとなるのは葺き替え工事です。既存の屋根材を撤去し、新しい屋根材を設置します。新しい屋根材には瓦以外のスレートや金属を取り入れることもでき、リフォームの一環として行うケースも増えています。

瓦屋根ラバーロック工法

瓦屋根の場合、地震や台風などで瓦がずれたり、飛んでしまったりが頻繁に起きてしまう地域がどうしてもあったりします。
そうした場合に、瓦がずれない様にシーリング材と呼ばれる接着剤の様な物で瓦自体を固定する事がしないと改善できない場合があります。

そうした際に屋根業者が行う工法を「ラバーロック工法」といいます。
そのラバー工法の良し悪しの判断は一般の方での判断は非常に難しい内容となりますので、詳しくはページの詳細を御覧いただきご確認ください。

瓦屋根ラバーロック工法

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