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【初心者必見!全解説】屋根修理・工事の費用を抑えてDIY!自分でできる応急処置


DIYとは「Do It Yourself」の略。最近では100均でも道具が手に入るようになり、ずいぶん敷居が低くなりました。

自分で作業すると安い費用で済むので、家具作りや簡単な修理など、自分でやっているという方もいらっしゃるでしょう。


しかし、屋根の修理はできるのでしょうか?

屋根工事は高額ですので、DIYでできたら嬉しいですよね。


本記事では屋根材ごとに起こりやすい不具合と、DIYでできる修理、施工事例とメリット・デメリットをご紹介します。

屋根の補修をする前に。起こりやすい不具合を知っておこう。

ご自宅の屋根に不具合があると心配になりますよね。

できるだけ早く屋根を修理したい!と思われるのは当然ですが、DIYで直す場合でも業者に依頼する場合でも、まずは屋根の特性と状態を知っておくのが大切です。

1章では代表的な屋根材の種類と起こりやすい不具合をまとめてご紹介します。

瓦屋根

瓦で全体を覆った屋根で、和風建築を中心に採用されています。

一般住宅に使われる瓦には「本瓦」「セメント瓦」「素焼き瓦」「いぶし瓦」などがあります。

瓦自体の耐久性は非常に高く30~60年ほどと言われていますが、屋根の頂点部分の漆喰が崩れてきたり、強風で一部が飛ばされたり割れたりした場合には部分修理が必要です。

また、雨樋などの付帯部の定期的なメンテナンスも忘れないようにしましょう。


※起こりやすい不具合

不具合の種類 原因 説明・備考
瓦のひび、割れ 経年劣化、飛来物 耐久性の高い瓦でも衝撃が加わるとヒビが入ったり割れたりすることがある。雨漏りの原因になる。
漆喰の崩れ 経年劣化 漆喰の寿命は20年程度。風雨にさらされるうちに少しずつ削れる。ダメージがひどいと雨漏りの原因になる。
瓦が飛ばされる 台風・強風 強風で屋根の一部が飛ばされることがある。一部だけ葺き直しで対処できる。
色褪せ 経年劣化 セメント瓦は定期的な塗り直しが必要。色褪せが見られたら塗装のタイミングかもしれない。

スレート屋根(化粧スレート)

セメントでできたスレートと言われる板を平らに並べて作った屋根で、瓦より軽く耐震性に勝ることから広く普及しています。

一方で寿命はやや短く、20年ほど。定期的な塗り直しをしないと雨漏りにつながりやすいので注意が必要です。

不具合の種類 原因 説明・備考
スレートのひび、割れ、欠け 経年劣化、飛来物 薄いスレートは経年劣化でひびが入りやすい素材。軽度ならコーキングで埋める等部分補修で対応する。
スレートの反り 経年劣化 経年劣化で反ってしまったスレートはもとに戻らない。一部の張り替えを行う。
色褪せ 経年劣化 スレート板自体は水を通すので色褪せが見られたら再塗装が必須。目安は10年に1度。塗装の劣化が進んでいると、スレートが水を吸って柔らかくなっていることも。

金属屋根

●トタン屋根

亜鉛めっき銅板で作られた軽量の金属屋根です。

かつては住宅にも使われていましたが、錆びやすいなどデメリットも多いことから最近では倉庫やプレハブの屋根に採用されています。

不具合の種類 原因 説明・備考
錆・穴 経年劣化、飛来物 塗装の劣化により、錆や腐食が発生し、穴が開くことがある。被害が小さければ錆止めや塗装、一部交換で対処する。
塗装の劣化 経年劣化 経年劣化で塗装が剥がれてきたら錆防止のためにも早めの再塗装が重要。
屋根のめくれ 強風等 台風など強風時に屋根がめくれあがることがある。
●ガルバリウム鋼板

亜鉛、アルミニウム、鋼板からなる金属屋根でトタンよりも錆びにくいのが特徴です。

重さも軽く、耐震性に優れていることから、住宅の屋根として非常に人気があります。

不具合の種類 原因 説明・備考
経年劣化 金属屋根なのでメッキが剥がれると錆が出る場合がある。
棟板金の浮き、一部飛散 強風 トタンより強度はあるが、強風で屋根の一部が浮いたり飛んだりすることも。
        

DIYでできる!屋根・外壁の応急処置

1章で屋根に起きやすい不具合についてご紹介しましたが、DIYでの応急処置が有効なのは「雨樋の部分補修」や「外壁のコーキング補修」です。

大掛かりな工事は失敗した際のリスクが大きく、あまりおすすめはできません。

本章では2つの工事の具体的な方法をご紹介します。

1.雨樋の部分補修

雨樋の一部が劣化して小さなヒビ割れが発生している場合、市販されている雨樋用アルミ製テープを覆うように巻くことで、一時的な処置が完了します。施工前に、テープを貼る箇所の汚れをしっかり落としましょう。

費用:300~600円/1箇所

雨樋の部分補修出典:http://kujitury.sakura.ne.jp/index.html

2.外壁のコーキング補修

外壁のコーキングが劣化していた場合、打ち替えか増し打ちの作業が必要になります。打ち替えは既存コーキング材を撤去しすべて新しくする方法、増し打ちは既存コーキング材の上から新しいコーキング材を足していく方法です。

費用:500~1,000円/コーキング材 1本

※その他、コーキングガンなどの備品が必要になります。

外壁のコーキング補修出典:http://field-tosou.ciao.jp/

コーキング補修は外壁材とコーキング材の相性に注意が必要です。

   

施行後すぐに剥がれてしまうことがあるので、必ず事前に確認しましょう。

費用内訳つき!DIY施工事例と失敗点

次に、DIY修理を行った2つの事例を費用詳細とあわせてご紹介します。

修理の種類によっては専門知識が必要で、自分で行うと施工不良につながることもあります。

どうしてもDIY修理をしたい場合は下調べを欠かさないようにしましょう。

【事例1】台風の影響で屋根が破損

工事内容:台風の影響で破損してしまった屋根を、DIYで修理
台風により、スレート屋根の一部にヒビ割れが発生。DIYでの屋根修理工事に挑戦したところ、一時的に凌ぐことができたが雨漏りが発生してしまった。業者に修理を依頼しDIY費+業者修理費がかかってしまった。

<DIY+施工業者:屋根(80㎡)への
屋根修理・工事の費用>
工事内容 数量 単価 価格
DIY
高圧洗浄機 1機 20,000円 20,000円
シーリング
ガン
1機 10,000円 10,000円
シーリング材 2本 500円 1,000円
養生テープ 1本 250円 250円
ハシゴ 1脚 10,000円 10,000円
屋根葺き替え工事
既存屋根材の
撤去
80㎡ 3,000円/㎡ 240,000円
下地補修 80㎡ 1,500円/㎡ 120,000円
防水シート 80㎡ 500円/㎡ 40,000円
ガルバリウム
鋼板
80㎡ 6,000円/㎡ 480,000円
その他工事 一式 50,000円
足場 80㎡ 800円 64,000円
管理費、諸経費 工事費用の5% 33,500円

合計:1,068,750円

※他、人件費など諸費用がかかります。

後から雨漏りが発生し、大掛かりなリフォームとなる屋根葺き替え工事が必要になった事例です。ヒビ割れ補修やスレート屋根の部分交換など、屋根材破損発見直後に細かいメンテナンスを業者に依頼をしていた場合、約15~30万円で施工完了になりました。

ここがポイントPOINT素人目では初期の段階でヒビ割れ以外のトラブルに気が付きにくく、後に大きなトラブルに発展することがあります。

また、台風などの自然災害による屋根破損の場合、火災保険の適用により修理費を抑えることができることがあります。火災保険の適用について詳しい業者へ相談をすると、手続きがスムーズに行えます。

【事例2】屋根の塗り替え

工事内容:経年劣化で金属屋根の色味が落ちたため、屋根塗装工事をした
経年劣化により、金属屋根の色合いがくすんでいたため塗り替えを決めた。業者に見積もりをとったが、費用を抑えるためDIYで施工を行った。慣れない高所での作業だったため、業者ならば約2週間で終わる工事に、倍以上の時間がかかり施工不良が発生した。

<DIY:屋根(80㎡)への
屋根塗装工事の費用>
工事内容 数量 単価 価格
ローラー 3本 1,000円 3,000円
刷毛 5本 800円 4,000円
高圧洗浄機 1機 20,000円 20,000円
塗料 80㎡×1回 1,000円/㎡ 80,000円
ハシゴ 1脚 10,000円 10,000円

合計:117,000円

※他、天候に応じて備品が追加されます。
<施工業者:屋根(80㎡)への屋根塗装工事の費用>
工事内容 数量 単価 価格
高圧洗浄 80㎡ 200円/㎡ 16,000円
下地処理 80㎡ 300円/㎡ 24,000円
錆止め 80㎡ 400円/㎡ 32,000円
下塗り 80㎡ 500円/㎡ 40,000円
上塗り 80㎡ 2,000円/㎡ 160,000円
縁切り 80㎡ 300円/㎡ 24,000円
足場 80㎡ 800円/㎡ 64,000円
管理費、諸経費 工事費用の5% 18,000円

合計:378,000円

※他、人件費など諸費用がかかります。

本来2~3回塗り重ねる必要がある塗料を、DIYでは1回しか塗られておらず塗料の性能を十分に発揮できない仕上がりになっています。DIYと業者施工の大きな差は、工期と耐用年数です。

DIYのメリット&デメリット

もちろんDIYには大きなメリットもあります。

屋根の仕組みを理解していれば費用を抑えた修理ができますし、業者の予約が取れないとイライラする必要もありません。

メリット・デメリットを理解しながらご自分に合った方法を選択しましょう。


DIY修理のメリット・デメリットを整理すると以下のようになります。

メリット

1.費用が安い→人件費がかからず、材料費と必要備品の購入費のみで施工が完了するため、価格を抑えることができます。
2.応急処置に適している→業者のスケジュールに関係なく、異変に気が付いた時すぐに対応ができるため、応急処理に非常に適した方法です。

デメリット

1.高所作業は危険が伴う→高所での作業を素人が行う場合、梯子や脚立に上っての作業になります。足元が不安定なため、落下の危険性が非常に高いです。
2.日数がかかる→高所・工具へ慣れていないため業者の倍の時間がかかることがあります。

業者へ屋根修理・工事を依頼した場合、職人が複数人で行うため作業は短期間で終了します。天候状況によっては修理する箇所が増える可能性もあり、施工完了までに時間がかかります。

●主要屋根修理・工事の工期

工法 工期
屋根葺き替え工事 7~10日
カバー工法 6~8日
屋根塗装 10~12日
外壁塗装 10~12日
3.体調不良になる→プロでも夏場なら1日2kgは痩せると言われるほど、体力を消耗する作業です。熱中症などのリスクもあり、危険が伴います。
4.仕上がりにムラが出る→屋根修理では、塗装作業の前に破損個所の撤去や高圧洗浄、下地処理など、複数の工程が必要です。慣れない作業を行うことで、仕上がりにムラが出て、修理が不十分な箇所から新たな屋根トラブルに繋がる可能性があります。その結果、屋根全体の寿命を縮めることになります。
5.補償がない→屋根修理に失敗した場合、業者に任せていれば補償がつきますが、自分で行った場合は補償がありません。

まとめ

屋根の修理には専門知識が必要であり、基本的にはDIYでの補修はおすすめしません。

ただし、応急処置や費用圧縮には効果的ですので、雨樋・コーキングなど一部の補修であればチャレンジする価値はあるでしょう。

DIYをする際は下調べをして、ご自宅に合った材料と方法で修理をするのが大切です!

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